- 2007年8月29日
- 睡眠
睡眠について5(不眠の分類1)
不眠をどのように分類するかは諸説があります。ある睡眠学の専門書によると84種類に分類されます。これでは専門的で細かすぎ、決して臨床的意義が高いとは言えません。DSMでは13に分類されます。ただしこれではかなりはっきりした不眠状態までは診断閾値に達しません。管理人の経験では、神経症やうつ状態、アルコールによるものが多いとの実感です。人間は高齢になればなるほど生理的に睡眠時間が短くなる生物です。生理的な睡眠短縮か、病理的な睡眠短縮や質の低下(不眠症)かは、判別が困難なことがあります。