和歌山の文化圏は大きく３つに分けられると思います。和歌山市と高野、熊野です。和歌山市は徳川時代以前の市民社会と以降の武家・城下町では大きな違いがあります。県民の気質もその３者で何となく違うように思います。高野、熊野は変化を受けることの少なかった地域ではないでしょうか？和歌山(市)は自由主義的な風土に、武家社会の風土が重畳しているように思えます。

大型連休中の上記2日間は診察はお休みです。4月28日まで、5月7日以降は通常の診察です。よろしくお願いします。また、5月18日の診察は4時までとさせて頂きます。

ヘーゲルの｢法の哲学｣によれば、哲学を梟に喩えています。「哲学＝知恵は物事の終わりになってやっと物事を解釈・解説できる」との意味に解釈できます。「最終局面になってやっと哲学的な議論が出来る」と理解すれば、哲学は万能選手ではないということになります。いかがでしょうか？一方的な理解かもしれませんが。

気分の問題だけでなく、パニック症状、自律神経症状、睡眠障害等が目立つ場合があります。様々な症状の根本がうつであることに気づくことが困難な場合もあります。中等度以上のうつでは職業や学業の遂行に障害が生じ、通勤や通学が出来なくなることがあります。

人間関係や自分の性格等に悩まれている方は多いと思います。カウンセラーとの出会いによって、問題点が整理され、今後の日常生活が良化することが期待されます。当院には心理学を習得した、資格を持ったカウンセラーが常在しています。一度、ご相談下さい。和歌山では珍しい試みではないでしょうか？HPの送信フォーム、電話等でお気軽にお問い合わせ下さい。

和歌山ラーメンは全国的にも有名ですが、ある調査では県内のラーメン屋さんの件数は全国最少だそうです。驚きです。また和歌山ではラーメンとはあまり言わず、「中華そば」と言われます。

うつには不眠、便秘、口渇、パニック等、気分と一見関係しないような症状が伴うことがあります。

大型連休中の上記2日間は診察はお休みです。4月28日まで、5月7日以降は通常の診察です。よろしくお願いします。

アテナに比べミネルヴァは知恵の神様のニュアンスが強くなります。ミネルヴァでは戦いや正義の象徴性が薄れ、知的・哲学的な象徴性が増したと言うことです。何故そうなったかは解りませんが、ヘーゲルの「ミネルヴァの梟は黄昏に翔ぶ」という言葉が大きな影響を与えたと想像されます。ヘーゲルがアテナを知的なミネルヴァに変えたのかも知れません。私はこのヘーゲルの言葉がこの30年以上心に引っ掛かっていました。哲学を学んだことのない、神話を知らない私がこの言葉を知っていること自体、この言葉が有名であることの証左だと思います。

直接的には感情や気分がダウンしていることです。そんなことは誰にでもよくあることなのですが、その程度やそれ以外の症状がある程度揃っていなければ診断はできません。抑うつ気分、意欲低下、興味や喜びの喪失が3大症状です。

梟がミネルヴァの従者であることは既述しました。ミネルヴァはローマ神話に登場しますが、ギリシャ神話のアテナに相当するとされています。アテナは都市アテネの守り神であり、知恵の神でもありますが、戦いや正義(裁判)・工芸の神でもあります。ミネルヴァはアテナよりもずいぶんと優しい感じがします。この違いがどこに由来するかは解りませんが、アテナよりもミネルヴァはソフトな雰囲気を持っているように一般には受け取られているようです。